プロの仕事

ananが台湾特集を組んでいたので珍しくananを買ってみました。台湾の記事はとてもおもしろく、また台湾に行ってみたくなったけど、最後のページに出てくる林真理子のエッセイを読んでみたら、「えーっ、これ、林真理子?そのへんのブログの記事のほうがよっぽど面白いんじゃない?」と思った次第です。先生、ちょっと、リラックスしすぎでは?

今日は天気が良かったので、青山にある台湾のパイナップルケーキのお店のサニーヒルズに行ってきました。何と、パイナップルケーキとお茶を無料で出していただけるんです。パイナップルケーキは台湾に行った時におみやげで何度か買って食べたけど、ここのパイナップルケーキは別物です!5個入り(1500円)のものを2つ買ってきました。こんなに丁寧な仕事をして果たして採算は取れているのかと心配になります。日本からなくならないよう、うまく商売をしてほしいです。

電力自由化

4月から電力自由化が始まるそうで、この間、HISに行って旅行を申し込んだら、「電気もいかがですか?」と言われ、「我が家もそろそろ考えようか。」と思っています。早速、どれくらい電力料金が安くなるか、シミュレーションをしてみましたが、なかなか料金設定が複雑なようで、難しいものです。料金以外に気になったのが、どうやって発電された電力なのか、具体的には、CO2排出の少ない電源からの電力なのかどうかということです。HISの子会社のHTBエナジーはどうかと言えば、別府温泉の地熱のバイナリー発電で作られた電気の供給を開始するということですが、あれだけHISの店舗で営業をしていたら、地熱バイナリー発電で作られた電気だけではすぐに足りなくなるので、外から電気を仕入れてくるのでしょう。自前でそこそこの量の電気を作っている会社であれば、外から仕入れる電気にはあまり依存しないでしょうから、何の電源で発電される電気なのかは事前にわかるのでしょう。しかし、外から仕入れる電気に依存している会社の場合、何の電源で発電される電気なのかは事前にはなかなかわからないような気がしています。国の指針では、『電力小売電気事業者が、ホームページやパンフレット、チラシ等を通じて需要家に対して電源構成や二酸化炭素排出係数(調整後排出係数)の情報の開示を行うことを「望ましい行為」として位置づけて』いるそうですが、まだまだそういう情報は足りないように思います。もちろん、実際のCO2排出係数は事後的にしかわからないので、事前に公表できないことはわかりますが、過去のCO2排出係数の実績とか目標とするCO2排出係数だけでも公表してもらえればね。

ブログのタイトルについて

このブログのタイトルはVote with your wallet!です。日常的な購買行動や消費行動を変えてみることで、世の中を良い方向に持っていくことができるのではないかというアイディアをこのタイトルに込めています。例えば、肉食をなるべく避けるようにすれば、牛の飼料となる大豆などの穀物を生産するために切り開かれる森林が少なくなったり、牛の飼育から生じるメタンの排出が少なくなったりすることで、気候変動への影響は緩和されます。政治的な意思表示が投票という行為でしかできないとしたら、なんだか無力感を感じてしまいますが、日常的な購買行動や消費行動を通じた意思表示もできると考えれば、面白くないかな?

Amazonとわたし

今日、ジョギングをしていたら、iPhoneのイヤホンがやたら耳から外れるので、走っていても耳から外れにくいイヤホンをbiccamera.comで買いました。Amazonで調べてから、あえてbiccamera.comで買いました。普段から、Amazonでなくてはならない特別の理由がない限り、Amazon以外で買うことにしています。なぜならば、Amazonは日本で法人税を納めていないからです。たしかにAmazonは使いやすい。Amazonが日本で法人税を納めてくれてさえいれば気持ち良くAmazonで買い物をするのというのに、とても残念です。しかし、「ネット通販業者が進出先の国に倉庫を持っていれば、進出国が法人税をかけられるよう経済協力開発機構OECD)が課税ルールを見直す」方針だということで(日本経済新聞 2015/7/2)、Amazonも日本で法人税を納めてくれるようになるかもしれません。そうなれば、いずれ、わたしの「制裁リスト」から晴れてAmazonが外れる日がくるでしょう。しかし、書籍だけは引き続き、紀伊国屋書店で買うだろうと思います。これは、判官びいきというよりも、日本の本屋文化を守るために個人としてできることをしたいという気持ちからです。1円でも安いものを選ぶ気持ちはわかりますが、みながそういう行動を取れば、世界は確実につまらない場所になるんじゃないかな。